歯科医院にとって、ハンドピースが日常治療に欠かせない物です。歯科医院の衛生管理は非常に重要です。歯科用ハンドピースを使用毎にオートクレーブで滅菌しています。使用したハンドピースは滅菌に回しますから、1人の患者様の治療が終わって片づけをするとこういう状態になります。
日本ではハンドピースの滅菌は法律で義務付けられているわけではありません。エアータービンは、空気や水の噴出を止めるとこれらが逆流し、その際口腔内の唾液や血液あるいは削りかすを吸い込むことが指摘されています。
エアタービンやコントラアングルを長く上手に使うための一番の方法は、日々の念入りなオイルメンテナンスです。特にベアリング部分の磨耗の防止と汚れの付着による不良を防ぐためには、絶対に欠かせません。オートクレーブ滅菌をされる前や、1日2回午前と午後の診療の後には、必ずオイルメンテナンスを行ってください。
エアーと水の回路にだけ注油していれば良いというわけではありません。ヘッド部分、チャック部分への注油も確実に行いましょう。また、分解できる場合はできるだけ分解して、それぞれの部位に注油を行ってください。
マイクロモーターに接続するストレートハンドピースやコントラアングルハンドピースは、注油後すぐに接続しユニットのハンドピースホルダーに立てると、ハンドピース内に残った余分なオイルがマイクロモーターに入り込み、マイクロモーターのトラブルの原因になります。
ハンドピース、マイクロモーターとエアタービンなどの日常メンテナンスと滅菌などが患者さんの治療と衛生方面にも重要です。
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